ウ
エスは大抵の場合一般の家庭から回収された衣料の中からウ
エスに適したものを選び出して作られます。選び出されるのは一言でいえば「綿素材」ということになりますが、具体的な衣料の種類で申し上げますと、Tシャツ、肌着、シーツ、Yシャツ、ブラウス、ポロシャツ、パジャマ、エプロン、浴衣、綿スカート、綿ズボンなどになります。これらを前回申し上げた素材、色、厚みなどによってさらに細かく仕分けするのです。このようにして選び出された衣料や布をわたしたちは「ウ
エス原料」と呼んでいます。
加えてウ
エス原料はただこうした衣料や布を分ければ良いというのでなく、第二回でお話したように水や油の吸収性に優れる「何度も洗濯を繰り返されたもの」である必要があります。例えばおろしたてのTシャツでもウ
エスらしきものは作れますが、決して良いウ
エスとはなりません。吸収性の悪いウ
エスでは何度も拭かなければならないので作業効率が低下する上、使用量も多くなってしまうからです。
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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